「笹おりはもう発売している?」「え?笹おり発売していたの?」この笹おり、旭川の酒好きの方の多くが毎年気になるお酒なのです。

旭川の夏の定番酒といっても過言ではない純米生酒で、毎年5月初旬に数量限定で発売しています。「もう笹おりの季節か~」と仰るお客様もおり、春の終わり、夏を迎える季節の代名詞としても使われるほど、旭川市民に愛されています。

弊社前庭の藤棚と笹おり 500ml 1,024円
弊社前庭の藤棚と笹おり 500ml 1,024円

目次

“ささ”と“おり”のヒミツ

「笹(ささ)」とは酒の別名で、沈んだ「おり」と上の澄んだ「笹」との中間にできる“かすみ状の酒”を「笹おり」と称し、酒の一番旨い部分として蔵人だけがひそかに口にしてきました。

この蔵人が珍重してきた味をそのままお客様に味わってもらおうと1986年に商品化。高精白の原料米で仕込んだ特別純米酒の「笹おり」で、この季節にしか味わえない香り高い生酒です。

沈んだ「おり」と上の澄んだ「笹」の中間部分を再現しているこの笹おり。つまり、最初から「おり」が含まれているので、少し濁っています。(それがこの商品の特徴です!)

飲むときは、まずは2,3度瓶を逆さにして「おり」を均一にしてから飲んでください。

※左が振る前、オリが底に溜まっています。右が振ったあと。濁っているのがわかりますか?
※左が振る前、オリが底に溜まっています。右が振ったあと。濁っているのがわかりますか?

生酒だから扱いは慎重に

この笹おりは一切火入れをしていない生酒です。

通常のお酒は出荷のペースに合わせて瓶詰をしますが、「おり」を含む中間層を再現するため、笹おりは3月に一気に全量を瓶詰します。その後、マイナス5度の冷蔵庫で保管して発売日を待ちます。

そのため、今年の笹おりの製造年月(弊社では瓶詰月を記載)は全て2018年3月になっています。商品には「蔵出し月」を記載するタグもつけており、蔵から出荷されるまではしっかりマイナス5℃で管理しています。

※マイナス5℃で保管されている笹おり。
※マイナス5℃で保管されている笹おり。
※今年の笹おりの製造年月は全て2018年3月です。
※今年の笹おりの製造年月は全て2018年3月です。
※タグには蔵元出荷年月が記載されています。
※タグには蔵元出荷年月が記載されています。

地元旭川で愛される酒

北海道の人口は551万人で、1番多いのが札幌市の191万人。その次が旭川市の35万人です。男山には北海道限定の日本酒が多数ありますが、笹おりは、なんと製造量の約70%が旭川エリアに配送されています。

なぜ旭川で愛されるのか、それは32年間変わらぬ品質を徹底して追及しているからではないでしょうか。

笹おりは1986年に夏の生酒として初めて商品化されました。ラベルも発売当初から変わっていません。若い人から見ると「古くさい」と思われるかもしれませんが、旭川の酒好きには馴染みのあるラベルなのです。

この商品を造る上で気をつけていることは、まさに「味を変えないこと」。毎年同じ味になることを意識して仕込んでいます。最近の流行の味に流れることなく、「昔ながらの落ち着いた、やや辛口の生酒」を実現すべく努力してきた結果だと思っています。今後も品質の維持を徹底していきます。


※旭川の居酒屋で、笹おりで乾杯!

通信販売も始めました!

「男山でも一番好きだよ。」実は、この言葉を一番耳にする商品かもしれません。本当に嬉しいです。

今まで北海道限定で販売していたこの笹おり。この度オンラインショップを立ち上げたことにで、北海道外の皆様にもお買い求めいただけるようになりました。数量限定ですので、お買い求めはお早めにどうぞ。

9月以降も販売している年もあれば、お盆前に弊社の在庫がゼロになってしまう年もあります。どうぞお早目にお楽しみ頂くことをお薦めいたします。

まだ発売したばかりですが、先にお伝えしておきます。次回の発売は2019年5月初旬の予定です。

紹介したお酒

笹おり(500ml)
夏季限定、蔵人の隠し酒

「笹(ささ)」とは酒の別名で、沈んだ「おり」と上の澄んだ「笹」との中間にできる“かすみ状の酒”を「笹おり」と称し、酒の一番旨い部分として蔵人だけがひそかに口にしてきました。この蔵人が珍重してきた味をそのままお客様に味わってもらおうと1986年に商品化。高精白の原料米で仕込んだ特別純米酒の「笹おり」で、この季節にしか味わえない香り高い生酒です。

※掲載内容は、投稿時の情報です。