――北海道の地酒・男山の蔵人がいく旭川のグルメ探訪記。料理のことはもちろん、日本酒のいろんな楽しみ方を伝えていきます! ―――
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旭川市・買物公園のすぐ近くにある人情酒場
旭川駅を背中に買物公園を進むと、徐々に観光客の姿は少なくなり、地元に愛される居酒屋が赤提灯を灯します。ここはまさにそんなお店。
5条通8丁目にあるから、「五・八(ごっぱち)」さん。
地酒と旬のお料理を満喫したい方にオススメです。
北海道の山菜を食べたことはありますか?大げさではなく「生命力」を感じる力強い味わいが特徴です。
こごみ、タラの芽、ウド、行者にんにくを天ぷらでいただきます。
特に行者にんにくの香りは絶品!にんにくとネギを合わせたような味わいで、古くから滋養強壮に良いと北海道で愛される山菜です。
旬の食材を堪能!お酒が進む家庭料理も充実
続いて大好物のカキフライ。大きなカキがゴロゴロ。熱々の揚げたてにかぶりつくと、ジュワっと広がる磯の香りと濃厚でクリーミーな旨味が広がります。
お酒もいいですが、ご飯を頼みたくなる味わいですね。
その日のオススメが書かれた黒板メニューから、にしんの塩焼きをチョイス。
北海道の魚といえばにしん!とろ〜り白子がたっぷりです。
グループでつまめる大きなサイズで、ホロホロと最高の焼き加減。これは日本酒を合わせるしかないでしょう。
北海道のお米を使って作られた日本酒を味わう
これまで「本醸造」「特別純米」と販売してきた男山の北の稲穂シリーズに、新たに加わったのが、この「北の稲穂 大吟醸」です。
北海道産酒造好適米を100%使用し、時間をかけて精米歩合40%まで磨き上げたお酒です。
ラベルにも注目。日本酒には珍しいモノクロのグラフィック!天を仰ぐ稲穂が、注がれる時にこうべを垂れるようにデザインされています。
口に含むと、華やかな香りとフルーティーでやわらかい味わいが広がります。
大吟醸ならではの、雑味のない上品な余韻がたまりません。
全国各地の銘酒を揃えたお店ですが、その中でも男山の「北の稲穂」を是非飲んで欲しいと、お客さんにオススメする店主の長谷川さん。
地元の人はもちろん、北海道米を使い、地元の酒蔵がこんなに美味しいお酒を作っていることをたくさんの人に知ってほしいと話してくれました。
ということで、旭川市にお越しの際は五・八さんで美味しい日本酒を堪能してみてはいかがでしょうか。
旬の食材を使った丁寧なお料理にお酒が進むこと間違いなしです。
紹介したお店
紹介したお酒
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